ダメ出し1 歩き煙草はやめましょう
ある夜。仕事が終わって会社から出てよろよろと電車に乗り込み、ようやく辿り着いた自宅の最寄り駅。
さて帰らんと自宅までの道を歩いていると、同じように電車を降りて家に向かっているとおぼしき前を歩いていた人が、そそくさと煙草を吸いはじめた。
そんな場面に出くわしたことはありませんか。
後ろを歩いている私は思います。なぜ、家まで我慢できないのかと。家に着いたら存分に吸えばいいじゃありませんか。どうして後ろで人がが歩いている道ばたで、煙草を吸い始めるのでしょう。喫煙者である私にとっても、前からただよってきて身体にまとわりつく他人の煙草の臭いは不快です。これが非喫煙者ならば、どれほど嫌な気分になることでしょう。
歩き煙草。
近年、街を挙げて禁止する地域が増えてきましたが、それでもまだよく見かけます。
なぜ彼らは、街中で煙草を吸わずにいられないのでしょうか。
歩き煙草をやめるべきなのは、なにも禁止されているからだけではありません。
煙草はすなわち火種なのです。温度は700度程度にもなると聞きます。彼らが何気なく手にしているのは、高温を発している危険物なのです。
知らぬうちに洋服に焦げ跡ができていた。そういえば街中で、歩き煙草の人とすれ違った。もしやあれが原因で……という経験はありませんか。私も、人ごみの中ですれ違いざま、触れるほど近くにいた相手が煙草を持っていることに気づいて、慌てて離れた経験はあります。
煙草を持っている手の高さは子供の目線である、とも言います。
また、喘息の方や妊婦さんなどに、煙草の煙は毒でしかありません。いえ、副流煙はそもそもが毒なのです、煙草の臭いだけで気分を悪くされる方もいます。体調に変化はなくとも、いきなり襲ってくる煙草の臭いを不快に思う方は多いでしょう。
そんなふうに、場もわきまえず煙草を吸うのは、迷惑行為以外のなんでもありません。どんなに手軽であっても煙草は危険物であり、煙害を起こすことを忘れてはいけません。
喫煙を許された場所以外では、喫煙をするべきではない。それは基本的なマナーです。